LEICA 卓上三脚と雲台

 余り自然を撮りに自ら行くことはないけれど、水の流れ(噴水など)や、待ちでも車や人の流れを流して撮りたいと思うことがしばしばある。そんなときに三脚が欲しいと思う。それだけが目的であれば重いGIZZOの三脚を担いでいくが、そんなことはほとんどしない。なのでバッグに忍ばせておけるような三脚を物色していてどうも、これだというのに出逢わない。マンフロットのPIXI EVOミニ三脚なるものを購入したがどうも自分の用途とうまくかみ合わずタンスの肥やしとなっている。

 そんなところにライカへの解禁(別に禁じていたわけではないが)から気になる三脚と雲台をゲットした。雲台はKGOON。ネットなどで調べると定評のある雲台だ。たまたま、かわいい箱付きで作りの良い時代のものがあったので購入。それと別ルートで三脚部分をゲット。三脚はそれほどシビアにならなくても良いだろうと数ある中から一番価格の安いもの(程度がしっかりしたモノのなかで)にした。これには14119と言う雲台が着いていた。それでも三脚単体のものよりも遙かに安かった。ロゴからすでに品質の落ちた時代のものらしい。それを象徴するかのように使い物にならない。指が痛くなるほど力任せに締め込んでやらないとボールが固定できない。これは分解して中を確認することは出来ないものだろうか??

この雲台が着いていたのだからきっと三脚の方も同世代の品質の良くないものなのだろうが、足の先のカバーも残っているし固定もしっかり出来るのでよしとする。

 

 どちらにしてもKGOONはその定評ぶりがウソでは無く気持ち良いくらいにしっかりと止まる。当たり前のことだがそれが出来る雲台は中々ない。また、ねじ山が2重構造で1/4と3/8の両方に対応している。1/4のねじに3/8が被さっている状態で1/4の相手に取り付けるとき3/8のほうがスライドして隠れていくという仕組みだ。なのでGIZZOに取り付けることも可能で普通の三脚の雲台として使用できるのもいい。機能的な使いやすさから工業製品としての美しさを兼ね備えた持つ喜びもある雲台はそうないだろう。

 

あ、何度も言っているがライカマニアでも、コレクターでもないのでお間違えのないように...