Made in Paris

10/22までmade in PARISと題した展示会がパリ市庁舎で行われている。ここではサンジェが展示されているというので、ちょっと寄ってきた。トゥークロメに赤い線引きが美しい。オリビエが作った最近のモデルである。でもせっかく展示するならきれいに磨いてからにして欲しかった。フレームは展示の時に触れたであろう、手の痕で曇っていた。

 

このサンジェをホビーのコーナーでの展示で、家具などの生活空間、衣服、食などに分けている。気になるのは靴と眼鏡フレーム。そしてパリのロゴが入ったパリグッズがてんこ盛りの販売所。でもちょっと高め。お土産には良いかも。

 

まだパリの職人達は何とか生き延びているようでちょっとほっとした。こう言う文化はきちんと生き延びていってほしいものである。せっかくそのブランドが生きていても、たとえばサンジェのように周りがビルに囲まれてそこだけぽつりと一軒家のようなたたずまいのブティック、それを市がビルにするように圧力をかけたりしていると言ったことも事実である。都市の発展と伝統文化の維持はなかなか両立しにくいところなのだろう。