Liége ベルギー、リエージュ

ベルギーのリエージュを訪れる。CONTAX G2のテストもかねてフィルムで撮ってみる。オーバーホールから上がってきてから2本のフィルムを消化。問題になった、白く移る現象が出なくなった。やはりシャッターユニットだったようだ。

 

さて、リエージュはオランダ、ドイツ国境に近くそれっぽい言葉があちこちに見られる。フランスに似てもいるけどまたどこか違う。驚いたのは黒人の数が多いことだ。元植民地がコンゴやルアンダなどアフリカが多かったせいもあるのだろう。”ホテル・ルアンダ”なんてのを思い出す。とにかく中心街は黒人ばかり。カフェやバーなどは黒人向け(多分店主が黒人で客が黒人)だったり、あちこちに黒人向けのショップや食材店が並んでいてパリ近郊のモントレイユやサンドニといったところだ。ヨーロッパはどこに行ったのだ!? と思いながら旧市街に行くと坂と階段が多い。Montagne de Bueren(ビューラン山)という373段の階段があったりする。きっとこの旧市街、丘の上に行けば行くほど地価も上がるのだろう。こちらは黒人の数がめっきり減る。ベルギーはフランスに比べ物価が安いと思っていたがリエージュは地方都市の一つだからパリと大差なく食事も、駐車場も高くてちょっとびっくり。このリエージュはその昔銃のメーカーであふれかえっていた。そんなこともありガンスミススクールがある。フランス人もガンスミスになりたければここに来る。フランスのそれより遙かにレベルが高いことを学べるからだ。銃の博物館も見応えがある。といってもこのあたりは数年前にもう訪れた。今回は旧市街を散策して細い道や階段の道を見つけて楽しんだのである。もっと見たいという願望があっても体がそれを許さなかったのであった。