告白...

 何を言ってもいいわけに聞こえることでしょう。そして、多くの諸先輩方がライカ使いとして活躍されているのでなかなか、大きな声で手に入れたと言いづらく、今日に至っております...

 別にライカ嫌いなわけでもない。ただ熱烈にZeissが好きなだけ。諸先輩方には誠に恐縮ですがライカの正当な使い方をきっとしてないだろうし、使わないんじゃないかとこれまたおしかりを受けそうです。ではなぜ今ライカか?そりゃ昔から気にはなっていました。M8でデジタルになったときそれを手にしてその金額に対して液晶の2世代ほど遅れた粗い画素数のモノを使用しているのを見て今は買い時では無いと。その後も新型が出るときにはしてました。

 

 ここのところフィルムで撮ることが多くなりこの感覚でデジタルも写真を撮りたいとふつふつと思い、何よりもCarl Zeissのレンズをバリバリ使いたい!という重いが重なってデジタルライカが出ている雑誌などを見ているとM-Eなるものが目にとまる。色合いがとても美しい。機能を絞っているのも良いかも。と更に物色しているとLeica M-P(Type240)に出逢う。CMOSセンサーになってるし、気になってた液晶も十分な画素数。その上ライブビューが出来れば近接撮影も出来そうだ!これなら仕事にも支障なく使える!と思い購入に踏み切ったのでした。

 

 古いフィルムカメラと比べてはいけないのだが、ファインダーが恐ろしく明るくクリアー。ピント合わせもバリバリにいける。シンプルな操作感は撮影に集中できる。映し出された映像はポジフィルムを思わせるような出来でなるほどこれがライカらしい絵なのだな〜と勝手に納得する。Carl Zeissのレンズからの光をもっとも受け止められるのはこのLeica M-Pであると感じられるのだ。手にしてからまだまだ2か月。鍛錬の毎日である。ライカ使いの先輩方、色々とご教示のほどよろしくお願いいたします。

ちなみに、このカメラで撮った何枚かの写真はすでに雑誌に掲載されている。