ヤンマーの実力 YMMAR 3.5/50mm

 Mometta IIで撮ってみた。フィルムはFOMAPAN 200。撮り始めて2,3ショット。いきなりシャッターが戻らない。シャッターボタンが押し込んだままになってしまった。引っ張り出して2,3回繰り返してからは大丈夫。その前に最初のトラブルが。届いたMometta IIのファインダーを覗くとどう見てもレンジファインダーが合ってない。Momikonをばらしていたので仕組みはわかる。まずはレンジファインダーの調整だ!といっても無限遠を合わせただけ。

 

 ということで、撮影完了。今度はフィルムを巻き戻す作業でトラブル。巻き戻すためのレバーをひねって巻き戻しノブを回すとちょうど一枚分程度しか戻らない。結局フィルムの作業する黒いバッグの中でカメラから取り出し、パトローネに巻き戻してから作業をした。後で気がついたのだがどうやら巻き戻し用のレバーをひねって、シャッターを押しながら巻き戻すようだ。

 現像を終えてネガをみるとなんとなく良く撮れてる感じ。ネガの段階でコントラストのしっかりした絵が見えると言うこと。あ、その前にこのモメッタちゃんは24X32mmのニホン判というちょっと短いサイズ。普通のネガだと6枚分でカットしてネガケースにしまうけど7枚になる。スキャンが面倒だけど...

 

 ファインダーのみにくいモメッタ。そこから想像する出来に比べて余りに普通に撮れてしまうヤンマーレンズ。しっかりしたコーティング技術を持つのだろう。こういった基礎があるので現在、ツァイスもシュミッド&ベンダーもハンガリーでレンズを生産するのだろう。このモメッタで是非ハンガリーを撮ってみたいと思う。

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コメント: 1
  • #1

    やっぱりSW (金曜日, 10 6月 2016 16:44)

    田植えかと思っちゃいました!