CONTAX G2降臨

FOCAを手に入れて、現在のフィルムカメラの現状を実感。フィルム現像、スキャンのCD渡しといういかにも現代風なやり方がとりあえず不満が無い。こうなると、フィルムで撮影も俄然楽しくなる。今日本に滞在中だが、その前にライカの申し子柏木先生と再会をして禁断のライカに触れる機会を得た。FOCAにContax IIaがあるからいいもん!とはいったモノのどこかしっくりこない。ライカのデジタル?いや、それもスッキリしない…


 ややカメラにもやもや感を抱いたまま日本へ。実家の、自分が置いてきた書籍が詰まる部屋にいてあれこれ、日本での懐かしい思いが蘇る。そこでぽかんと頭に浮かんだのがCONTAXだ。「そうだ、G1持ってたな」当時はこのG1でいくつか仕事もしたがレンジファインダー機を理解しておらず早々に手放した。今これはいくら位なんだろう?ネットで調べると1万円前後!?なぬ!?ではG2は!?3万円台!?そうか、G2か…


 ネットやヤフオクを徘徊しているうちにたどり着いたCONTAX専門店極楽堂。ここはある意味アンチライカの聖地か!?とおもうと矢も楯もたまらず、早稲田に向かった。早稲田といえば初めて就職した会社があったところだ。懐かしい通勤経路を20年ぶりに走った。当時はカワサキGPz1000RXなんてバイクで千葉と早稲田間を最速26分で走った。


 極楽堂には入るとそうそうにG2について伺う。細かく丁寧な説明をしてくれたのは女性。あとで知るのだがどうも店長のようだ。全ての質問に的確に答えてくれる。いくつかある中で自分に合ったモノを選び出してくれた。鞄に突っ込んで使うので箱付とかは気にしない。かといってせっかくなので傷だらけも勘弁。程度、状態、価格で一番いいところを選んでくれた。レンズはもちろんBiogon 21/f2.8である。名玉で販売数も多かったが実際使ってみるとそのワイドさに大半が28mmあたりに戻る。そんなこともあり程度のいい物が多く価格も抑えられているのが中古市場らしい。ボディの程度からやはり実用レベルのレンズを選んでくれた。とにかく修理も問題なくできるようなので安心して使える。購入を決めると、横で整備をしていた男性が箱田の備品を用意してくれつつ、革のケースをつけてくれた。なんか、ここのところ、ネット通販だの商品知識の無い店員から買い物していたことが多かったのでこういった買い物はとってもうれしく、安心して買い物ができた。


 ということでG2がやってきた!G1のようにギーコギーコいわず、ジャキ!ジャキ!と撮れる漕ぎ見よさ。とりあえずフィルム一本を取ったのでその上がりを見ながら続きを書くことにしよう…

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コメント: 2
  • #1

    やっぱりSW (火曜日, 21 7月 2015 09:16)

    しばらくこちらに滞在ですか。

  • #2

    Biogon21 (火曜日, 21 7月 2015 13:22)

    やっぱりSWさま
    はい!8月いっぱいこちらにおります。
    途中イギリス出張などでいないこともありますが...