オリエント急行

すっかり鉄道マニア...と言うわけでも無いが、フランス国鉄が新型車両導入したら大きくて駅には入れないと言うまさにフランスらしい事件の関係でSNCFを探していたら見つけたイベント、昔々のオリエント急行展。パリからイスタンブールへの旅と言うことでアラブ世界研究所で行われているイベントである。

 

朝一番で到着するも来場者のほとんどが年配者。早起きが多いのかすでに30分待ちのラインを超えていた。そのうえ、途中から杖無しでは歩けない、あるいは車いすのご老体も続々到着。優先で入場するので更に送れて自分の番が来るまでに45分を過ぎていた。

 

ようやく入った客車はカシオペアとは全く別世界の豪華絢爛、古き良きヨーロッパの香が充満する、これがエレガントだ。恥ずかしながらオリエント急行とはイギリスの会社かと思っていたが大本はベルギーだったのですね。まさにポワロさんだ。

 

車内にはオリエント急行殺人事件に見立ててディスプレーされており、なんと寝室には血まみれの遺体まで。この車両は撮影禁止...

 

三両の客車の見学が終わると館内の展示を見る。その当時の記事や本も展示され更に気分が盛り上がる。

ちなみに、もう一両展示されている食堂車は、実際に食事も楽しめるという趣向だ。

 

お土産には各種パンフレットやポスターなど。一番気になったお気に入りのボワジエールがコラボしているオリエント急行柄のボンボン。このちっちゃなキャンディーがカシオペアの携帯ストラップに本文の価格。まさに豪華急行列車のお土産だろう。8月までやってるのでパリにバカンスに来られる方にお勧めする。

コメントをお書きください

コメント: 11
  • #1

    Densuke (土曜日, 24 5月 2014 15:43)

    いいですねぇ!!見たいものです。某JRKがリリースした豪華?列車のドギツい品の無さと比べるとエレガントです。

  • #2

    cycle-shooting (土曜日, 24 5月 2014 16:13)

    しかし日本の場合、こういった本格的な豪華モノは話題にはなれど商業的に失敗しますよね。アジア風、日本風に味付けしたJRKのような方が受けてしまうのが実情...

    そういえばDensukeさまは鉄道もご趣味でしたよね。色々と教えてください!

  • #3

    Densuke (土曜日, 24 5月 2014 16:34)

    極めて小さなマーケットなんですが、日本だとそれを拡大解釈して誰にでもみたいな商売をしようとするので中途半端になるような気がします、採算取れないし。
    鉄の世界にはまっております、、自転車だけじゃなくて。鉄骨とか鉄橋とかも好きですが(鉄フェチ?でしょうか)。

  • #4

    cycle-shooting (土曜日, 24 5月 2014 22:07)

    確かに日本くらいですものね、こういった豪華列車とかプレミアムクラスとかほぼ誰もがその気になれば体験できちゃうのは。それが日本のスタイルなんですよね!

    鉄はいいですよね〜銃も、自転車も、バイクも、鉄!そうか、電車も鉄ですね!はまって当然なわけですな。鉄骨か〜エッフェル塔も鉄骨の塊ですね〜追っかけたことはありませんが鉄橋はおもしろいかもしれませんね。鉄道模型もやってらっしゃいますか?

  • #5

    Densuke (日曜日, 25 5月 2014 12:14)

    鉄道模型もやっておりました(過去形)。昔は冬は模型だったんですが、今は自転車をいじるので時間もありません(パーツ磨いてたら時間も無くなりますよね)。

    鉄と木材、鉄と石、鉄と煉瓦というのは良く似合うと思うのですが、アルミになると違うんですよね、印象が、、単なる先入観でしょうか。

  • #6

    cycle-shooting (日曜日, 25 5月 2014 22:51)

    なるほど!やはりやられていたのですね...今月末にNゲージでオリエント急行が発売されるので悩んでたりします...

    アルミもバフ掛けすると出すあの独特の光沢はしびれます。
    真鍮と木や革ってのもいいですよね...私はレンズ好きでもあるのでガラスにも魔力を感じます...

  • #7

    Densuke (月曜日, 26 5月 2014 19:41)

    ガラス、真鍮、革というとカメラとか双眼鏡とかの雰囲気ですね、これもまた良いですね。
    自転車のアルミパーツも悪くないですね。磨いても割とすぐに曇ってしまうのが玉に傷。部品が全部鉄だったら重くて大変でしょうね。

    オリエント急行、編成で飾りたいですね。

  • #8

    cycle-shooting (月曜日, 26 5月 2014 20:21)

    曇るからまた磨く...でもスポークの張り巡らされたリムを磨くのはなかなか...

    オリエント急行もどの時代のどの会社のどの路線...ってやってるとなかなか決まりませんね。1988年日本を走った仕様が日本的に楽なのでしょうね〜KATOのセット購入すれば...

  • #9

    Densuke (月曜日, 26 5月 2014 23:04)

    あ、嫌ですね、それ!組まれた車輪を磨くのは。リムもスポークもハブも大変磨きにくいです。

    日本に行った編成は綺麗だったと思います。カトーの模型、良さそうですね。それ以外でNというとリバロッシかアーノルトで探すしかないでしょうか。パリで模型屋とか行かれますか?Transeurop/Transmondiaとかよく行きました。雑誌を買うくらいでしたが。

  • #10

    cycle-shooting (月曜日, 26 5月 2014 23:26)

    ホント、鉄道はここ数ヶ月の超初心者です!模型や行っても鉄道素通りでした!これからじっくり行きたいと思います。やっぱりNが飾るのに適当な大きさですよね...

  • #11

    Densuke (月曜日, 26 5月 2014 23:29)

    H0になると編成とか飾るのは難しくなりますね。Nも相当精密ですから見応え十分だと思います。