Compiegne - サンジェ=サイクリング

 11月11日第一次世界大戦休戦記念日で祭日。休戦調停が結ばれたパリの北西コンピエーニュの森の貨車の中。この貨車は後に第二次大戦にパリが陥落しフランスがドイツに降伏するときに今度はフランスが降伏調印をドイツにすることになるのだが...
 これに合わせてここを訪れるのがサンジェの恒例のサイクリングとなっている。ACBOだけで無くパリ近郊のシクロツーリストのクラブはここを訪れるようになっている。今年は道を間違えずに時間通りについたので式典の全貌を見ることが出来たのだが、きちんとFFCT(Fédération française de cyclotourisme:フランスシクロツーリスト協会)はちゃんと休憩所を設けて珈琲やホットワインなどを振る舞っていた。

 

 ACBOの強者達はブティックに集まり往復200kmを超える道のりを走る。しかし大半は走っていてあまりおもしろくない国道を終えた街Plaillyの協会が集合地点となった。ここからの往復だとだいたい120km以下になるし景色のいいところを走ることが出来るから。ここでの出発が午前7時半。現在の日の出は午前8時ちょっと前なのでまだくらい中での出発だ。Saint-Vaast-de-longmontのカフェで最初の休憩。朝食をむさぼる。すでにワインが入る。コンピエーニュの森をまわってオワーズ川沿いを下ってまたこのカフェと併設するレストランで昼食となる。つくと渇いたのどを潤すのにビール、リカール、ワインなどがすでに数杯...1時間半ほどのアペリティフのあとに食事。ここでもワインのボトルがどんどん空いていく...たらふく食べて、たらふく飲んだあとの帰り道。日が傾き風が冷たくモチベーションが上がらず、そこに向かい風が追い打ちをかける。Plaillyに到着して車にバイクを積み込んだり、バイク組は最後の一休憩。天候に恵まれたこの日はそれぞれに楽しい思い出となったはずだ...

今回は久しぶりにSONY HDR-AS15で撮影。でも今回はとりっぱなしでは無く、適度にとったり停めたりを繰り返した。ここでわかったのは、ハンドルバーに取り付けていると録画が始まっているのかどうかの確認が出来ない。また録画ボタンの反応がどうも悪く、とったつもりが取れて無くて、切ったつもりが録画開始になっていることが多々あった。改良の余地あり...

 

そして肩からぶら下げていたFUJIFILM X-Pro1 。レンズは純正の18-55だ。プログラムでお任せ撮影。全部で130枚ちょっとシャッターを切った。それだけでやはりバッテリー2本を必要とした。どうも大食いで困る。この手のカメラはやはりマニュアルでのんびりとることに向いているようである。あまり期待しないで行くしかないようだ...といいながらあきらめきれずにまた使ってみたりするわけだが...