ボヘミアの川よ、モルダウよ...

初めてチェコを訪れた。フェインランドに行くときに経由はしたモノのちゃんと訪れたのは初めて。なんとプラハは美しい街なのだろう。そこで、X-Pro1にC Biogon 21/4.5をつけて出かけた。天候にも恵まれて透き通る青空。誰がとってもカメラのカタログに出ているような写真が撮れるほどの好条件。

 ところが!いざ撮影をしようとX-Pro1を取りだしてシャッターを切るが「写真を保存できません」という初めてのエラー。何度も試すがだめ。フランス語を話すイタリア人と一緒で彼が待ってると思うともたもたもしていられない。電源を切って入れ直してもだめ。カードを抜き差ししてもだめ。バッテリーを入れ直したら撮れた...こういった不安定なところがあるので今ひとつ仕事にこれ一台とはいけないのだ。結局フィルムメーカーのカメラというのはこの程度なのかもしれない。写真は綺麗なんだけどね〜

 

ブダペストは何度か行った。もう見慣れちゃったのもあるかもしれないがやっぱり、建物の修復率とかきちんと手を入れているなどプラハの方が数段うえである。観光客の数も半端じゃない。きっとパリよりも多いかもと思うほどだ。小さい街なので足でぐるっと見て回れる。チェコというとなんだろう?出かける前の下調べで今ひとつピンとこなかったが、街に出ると目に飛び込んだのはアルフォンス・ミュシャ。そうか、ミュシャだ。となるとスメタナの曲が頭に流れ始める。そういえばマーラーだってチェコで生まれたはず。映画では...ダークブルーというチェコ併合のあとイギリスに義勇兵としてスピットファイアで暴れまくる映画があったな。などとあれこれ見たくなるが限られた時間では全てがかなうわけがない。これはまた来ようと思うすばらしく興味深い街である。ただ一つ食事が特別美味しいものにで会わなかったのが残念だ。研究の余地ありだな。