増し締め...

もう10日ほど前だが私の誕生日でサンジェの連中と日本人街とも呼ばれるオペラ座界隈で昼食。豚の背脂たっぷりのラーメン「ナリタケ」に出かけた。パリには星の数ほどラーメン屋があるけど唯一日本と同じ味を出しているラーメン屋だ。他のラーメン屋は高速道路のパーキングのラーメン以下...

 もちろん皆自転車。でも乗るのが目的ではないし、駐車して置かなければいけないのでサンジェで来るものはいない。盗まれてもあきらめが付くものを使う。とは言え最低でも3つは自転車用ロックでつなぐ。私もこの日はプジョーで出かけ同様に3つの鍵でロック。スポーツ量販店で自転車の鍵というともう3つセットが当たり前のように売っている。

 この時は何ら問題なく楽しい昼食を終えてそれぞれ帰った。650で44の幅広タイヤはさすがにパヴェでも快適。それから数日が経ちいつものように娘の送迎でプジョーを使用。送っていった帰りのことフロントのディレーラーが思った位置に来てくれない。チューブに取り付けているナットが緩んだようでチェーンのテンションに負けてしまうのだ。チェーンリングのインナーに入ったまま。そこでリアのギアチェンジをすると今度はチェーンがたるみかかってギアがやはり思うように入らない。何とかごまかして帰ってきたが。

 そして昨日点検してやることに。リアディレーラーもディレーラー本体を後ろに引っ張るスプリングを保持しているナットがやはり緩んでいたのでチェーンにテンションを掛けられなかったのだ。

やはりパヴェやつぎはぎに工事されている舗装路と自転車には振動が多く伝わるようであちこち緩んでいたのだ。サンジェと違ってトラブルでもないと面倒見てやらないプジョー。ここでまとめてチェックとメンテを行った。プジョーもなんとなく嬉しそうだ。先ほど娘を送って来た。ちょっとディレイーラーをいじってやっただけだけどなんとなく新しい自転車に乗ってるくらい気持ちよく乗れた。やっぱり時々は面倒を見てやらないといけませんな。

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コメント: 10
  • #1

    Densuke (土曜日, 01 12月 2012 12:01)

    余り頻繁に緩むと困りますよね。そういう場所にはグリースの代りに銅ペーストを塗って締めています。

  • #2

    バカボン (土曜日, 01 12月 2012 14:41)

     苦言です。
     しっかり締めていれば、両方共、緩まないと思いますよ。
     使っているから、判ります。
     記憶だけで書いていますが、特に、リアメカの方は、ナットが薄いので、むしろ、緩めるのが、面倒な位です。エンドの裏の本体の引っ掛けるテンションの付け根でしょ。
     12ミリだか14ミリのナットですよね。
     違ったかな?いー加減ですからね。 
     フロントメカの方は、思い切り締めて、フレームパイプ凹ませたら駄目ですよ。

     工具セット、買って有りますでしょ。プラッとちょっと其処までだもーん!!と、言われると、ゴメンチャイ!!ですが、それにしても、ダブルは珍しいですね。
     緩むだけなら良いですが、リアメカの部品、落としたら、泣いちゃいますよ。

     パーベとかで走れば、泥除けの隠し止めとかは、煩雑に緩むでしょうね。
     100キロ~200キロ位で。でも、緩む位で良いと思います。

     DenSukeさんが、おっしゃる通り、ヌガー的な物やネジロックは良いですが、思い切り締めると、下手すると、折れますよ。
     また、走行中に、緩むからネジが折れないんで有って、そうじゃなくても、きついと、他がいきます。マッドガード本体とかに亀裂とか。
     ですから、緩むは、駄目じゃなく、緩むもんです!!という使い方ですね。

     僕のサンジェも、そういう所、緩みます。乗っている証拠です。
     不安なら、ダブルナットにすると良いですが、泥つまりが有りますね。
     普通は、しませんね。
     僕は、また、別の方法をして、クリアしています。

  • #3

    cycle-shooting (土曜日, 01 12月 2012 19:50)

    Densukeさま
    アドバイスありがとうございます!なるほど銅ペーストですね。次回緩んだら使って見ることにします!

  • #4

    cycle-shooting (土曜日, 01 12月 2012 19:53)

    バカボンさま
    そうなんですよ。締めすぎもいけないし、緩すぎてもいけない。そのあたりのさじ加減はやはり経験でしょうな。プジョーは拾ったフレームということもありいい練習台となっております。

  • #5

    Densuke (土曜日, 01 12月 2012 22:57)

    フロントなど、アルミフレームで思い切り締めたら間違いなく凹みますね。ネジの品質によってはネジ山が切れたりします、折れる場合もあります。どういう工具で締めているかによっても閉まり具合を感じるのが難しかったりしますね。

  • #6

    湘南髭狸 (日曜日, 02 12月 2012 00:11)

    花の都・巴里で「ラーメン・ラン」とは羨ましい限りです!
    盗難防止策は大変ですよねぇ、随分前オランダでアムステルダム中央駅に超高級MTB(フランスではVTTでしたか)を放置して何回盗まれるか?と云うドッキリ番組があり1日で300回超えとか!!オランダの友人の話を思い出しました。郊外に有る自宅の納屋のコガ・ミヤタ等数台の自転車がごっそり盗まれた話付です!「なんで?」と訊くと「欲しいんだろう?」とのこと。換金性は高くないと思いますけど巴里ではどうでしょうか?

  • #7

    バカボン (日曜日, 02 12月 2012 07:18)

     盗まれると言えば、家近くの街道を走っていたら、こっちはランドナー、後ろはロード。サイクリングで疲れていた18:00頃だったので、お先にどうぞ!!という感じにしたのですが、10キロ位で止まる様に走っても抜かない。
     これは、家まで着けて来て、空き巣とか、ちょっと玄関に置いた隙に盗む輩だ!!と、思ったので、別の道を遠回りして、意味の無い行動をして帰りました。
     もう、疲れ切っているのに、嫌になっちゃう。10キロ位余計に走ってしまった。

     家に昼に戻り、昼ご飯をマイヨーのまま食べて、出てきたら、ギヤの5ピン、ステム、サドルのアーレンキーの所が緩めて合って、間一髪でした。
     欲張らず、シートピンだけ緩めれば、良かったのに。
     工具を少なく出来るカンパニョーロも、こういう時は、良し悪しですね。
    普段は、自転車だけなのですが、たまたま木の幹に縛ったので助かりました。 

     ラーメン食べに行って、鍵を三つじゃ、フーですね。
     それだけで、フロントバッグが一杯になりますね。
     だから、外国だと、殆ど、サンジェみたいの、走っているの見ないんですね。
     
     プジョーが必要ですね。
     でも、みんな可愛いんですよね。
     盗まれた事も有りますが、何処かで、乗り捨てて放置されていると思うと、それが悲しいです。
     大事にしてくれると良いのですが・・・


     

  • #8

    cycle-shooting (日曜日, 02 12月 2012 17:39)

    湘南髭狸さま
    フランスもそうです。高級でなくとも盗まれます。夏にマルセイユに行った時ですがVTT(MTB)を電柱とかに鎖でつないだのはクイックのフロントタイヤやサドルを持っていかれてました。しかし、古いプジョーやモトベカンはそのままでした(^^; 私が心配するのはごみ処理に持ってかれちゃうことでしょうか?と思っていたら...今日のブログに続く...

  • #9

    cycle-shooting (日曜日, 02 12月 2012 17:42)

    バカボンさま
    自転車のロック方法ですが3つの鎖、ひとつはサドル、ひとつはフロントタイヤ、そしてリアタイヤをそれぞれフレームを通して電柱やガードレールなどに3つともつなぎます。日本のように前輪だけロックなんてのは何の意味もありません。そういうこともあり、自転車は室内保管。室内に保管スペースのない人は自転車を所持できない。そんなところから自転車が衰退して行きました...

  • #10

    Koya (月曜日, 03 12月 2012 09:04)

    盗む、盗まれるのが当たり前・・・・
    嗚呼、人類は何年経って、何世代経ても進化しないのか・・・・。