フランスでもっとも美しい村〜ゴルド Sonnar 5cm/f2 T

ということでバカンス中。私にとっては苦行でしかありませんが。夏のバカンスといえば避暑。それを暑いビーチに行くなんて...本日は夏バテで一人お部屋でお留守番。とにかく暑いだけでなく冷房がないので辛い。未だ冷房が普及してなかった小中学校の頃の夏休みを思い出します。しかし年をとって体力がついていきません...

 

さて、恐ろしく不潔なマルセイユは無視してフランスでもっとも美しい村に認定されているプロヴァンスの村、ゴルド。ここは1990年に公開された「マルセルの夏」「マルセルの城」でも舞台になり一時期は日本人でごった返したようです。でもこれだけ素晴らしい村ならそれはうなずけます。一生のうち一度は見ていても良い風景、訪れてもいい村でしょう。それに対してマルセイユは訪れる価値のない街に私が認定。

 

この街をSonnar 1:2 f=5cm Tにて撮影。このレンズは初めてのヴィンテージ Zeiss レンズ。Contax IIIに付属していたもので沈胴式。前玉は再研磨しているので本来の性能を出せると思います。GXRに取り付けてみると... このとおり!開放ではやはりちょっときついけどちょっと絞ればこれだけの描写力。

コメントをお書きください

コメント: 9
  • #1

    Densuke (火曜日, 21 8月 2012 16:39)

    いいですねぇ!たしか、リドレー・スコットのア・グッド・イヤーもここで撮影されたんですよね。映画はちょっと?だったけど風景とマリオン・コティアールは素敵だったなぁ。

  • #2

    バカボン (火曜日, 21 8月 2012 17:40)

    メール差し上げましたが、ブツ届きました。
    詳細は、メールを、ご一読下さい。

    さて、何度も使い古しの言葉ですが、羨ましい!!
    レンズは、少しパステル調で、リバーサル・フィルムだと、アスティアみたいな感じですね。

    もう少し滲ませると、ベス単みたいな感じになり、最後の教会とキャフェの広場なんか、ムーディかなと思いますが、ツァイスは、切れる感じと思っていましたのに、ヤシカ・コンタックス一眼レフのジャーマニィ・レンズと同じで、柔らかいですね。
    コンタレックスの一眼レフとも違いますね。

    タンバールは、使った事が無いので、何とも言えません。
    ニコラ・ペルシャイトも有りますね。
    特に、自由が丘の藤原写真場のは、有名でしょう。
    ご存知ですか?

  • #3

    cycle-shooting (火曜日, 21 8月 2012 21:53)

    Densukeさま
    いいですよ〜こう、自然を利用した石の建造物が好きなようです。
    その映画知らないですがラブロマンスなんですね。風景満たさにちょっと気になっております。

  • #4

    cycle-shooting (火曜日, 21 8月 2012 22:04)

    バカボン様
    私としては自然なキレのあるツァイスらしいレンズだと思っています。
    色は、デジタルのRICOHの味が加味されちゃっているのでなんとも形容しがたいですがそれに近いものだと思います。ややコントラとがきつく彩度も高くなっていますがこのあたりはコンパクトカメラの標準的な色合いっぽく仕方ないですね。そういう意味では色はiPhone4Sはかなり自然です。

  • #5

    Densuke (火曜日, 21 8月 2012 22:11)

    そうですラブロマンス。映画自体はイマイチかなという気もしますが。確か最後の写真のあたりのカフェでコティアールがバイトしてるという設定。ラベンダー畑の中をコティアールが自転車で走っていると、、なんていうシーンも。

  • #6

    Koya (水曜日, 22 8月 2012 00:51)

    ゾナー、使ってみたいレンズです。プラナーの精細さと比べるとエッジがハッキリする写り。描写が油絵的な感じですよね。コンパクトデジカメ的要素を間引いても、プラナーやズミクロンより彫刻的に写るというか・・・・、力強い描写。ヨーロッパ人はこういう描写が好きなのだろうなと思わせますな。

  • #7

    バカボン (水曜日, 22 8月 2012 06:14)

     Koyaさんが、おっしゃる通り、プラナーとゾナーでは、感じが違いますね。アスフェリカルと今迄のレンズも、相当違いますね。
     それでも、ドイツ調と日本調は、素人でも判別出来ます。

     近景のシャープネスの中の石の柔らかい質感と、2枚目の遠近感の出た畑、5枚目の遠景の素直なボケ味。
     何か、絵を見ずに、レンズの分析みたいで恐縮ですが、ツァイスらしいですね。

     自転車で、ライカがルネ・エルス、サンジェールがツァイス・・・と、表現する方も居りますが、意味は、カメラ本体なのか、レンズ描写なのか?微妙ですね。

     管理者様のツァィス好きとサンジェールとの出会い。
     運命的なのか、偶然なのか・・・

  • #8

    Koya (水曜日, 22 8月 2012 11:15)

    バカボン様
    え、そうすると私はルネ・エルス買わなきゃいけないわけ?(笑)

    ライカはチネリにしましょうよ。

  • #9

    バカボン (水曜日, 22 8月 2012 14:33)

    僕もチネリの方が良いですね。
    こうすれば、お互い、合格!!