私の好きなSMGの一つにこのMP9がある。コンパクトでマシンピストルのようにも使え、またストックを伸ばすことで正確にターゲットを仕留めることができる。フルオートも9mmなので心地良い。そのエアガンがKSCから出たときは飛びついた。フランスに持ってきたらガスの関係かほとんどまともに動かない。残念だ。そして、B&Tの商標のライセンスを正式に受けたデンマークのASGからMP9が登場。きっとKSCと同じ物をOEMで入れているのだろうと思っていた。それが今回届いた。まずは作動。早速ガスを入れて試した。ハイサイクルのフルオートが心地よく決まる！これだよ！作動は完璧だ。
サイレンサーもついている。このサイレンサーがあってこそMP9!こちらもB&Tのクリックアクションが実銃同様に楽しめる。で、KSCと比べてみた。グリップ感がまるで違う。KSCはしっくり手に馴染む。ASGはやや大振りな感触を得る。比べてみると肉厚が違っている。
全体の持つ質感は完全にKSCがうえだ。プラボディなのでどちらも大差ないと思ったが比べてしまうとASGがおもっちゃっぽい。まあ、おもちゃではあるが。
そしてグレネードランチャーのGL06。これは他では製造されていないので比べるものはない。金属のバレルなどなかなかリアル。ただやはりプラのフレームはモッサリ感がある。オリジナルにあるシャープ感がない。付属のたまで空撃ち。クラッカーのようなパンという音とともに放出されたガスが煙のように出るのでなんとなく楽しい。写真にある黒とグリーンのたまのように見えるのはB&Tのノベルティでペッパーミルだ。うちには2つあり塩と胡椒で使っている。
MP9だが、このあとばらしてみたがKSCは忠実な内部再現。眺めているだけでも楽しい。しかし、ASGは作動に関係ないものは省かれている。作動が確実なアクション派のASGか、作動しないモデルガン的なKSCか！？好みが分かれるだろう。日本だと作動はいいのかな？フランスと日本ではガスの威力が違うので。なんとか、作動できるようにASGのパーツを流用してKSCを動かしてみたい！
ちなみにASGのサプレッサーはKSCには付きませんでした。何かと互換性がない...
そして、実銃用のサファリランドのMP9用のホルスターにはどちらも収まりませんでした。トリガーガード周りをけづらないと...
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バカボン (火曜日, 21 8月 2012 06:44)
タミヤの本を読むと、ミニサイズなので、上から俯瞰したりするから、デフォルメしないと、本物に近づかない！！と有りました。
この類もそういう物なんですかね。
ハンドルなんか、Φ２６とΦ２５．４でも、ちょっと違和感が有るし、ブルックスプロとイデアル９０じゃ違うし、へたって来ても違和感を覚える。
僕の持っているＭ１９１１も、グリップのネジ位置が本物と違っているらしく、ぎりぎり未加工でスタッグのグリップが付きましたが、その程度なら構造に影響が出ないと思うんですね。
如何なものなのでしょうか？
cycle-shooting (火曜日, 21 8月 2012 13:24)
タミヤのスケールモデルと違ってまず第一に現在のエアガンは作動することを念頭に置いています。そのためにその寸法を多少犠牲にしても作動を快調にするというのがあります。
またもうひとつは法的な問題。あくまでもおもちゃの銃。拾銃のパーツなどがついてはいけないのです。ですからぴっちり1/1サイズで制作しちゃうと実物のパーツが組み込めちゃうわけですよね。ですからピンの位置を若干変えたり太さを替えたりしてつかないようにしています。と入ってもこの辺は自主規制だったりグレーゾーンなんですけどね。なんといっても拾銃のパーツは法律上日本には存在しないわけですし。
あとはメーカーの拘りですね。実銃よりも完璧！を目指すメーカーとただ実銃のそのモデルっぽいだけで勝手に作っているのとではモデルが違ってきますからね。
ちなみに、ルーブル美術館などに行くと実物の絵の前で模写をする人を見かけます。精巧に模写をする人がいますが一つ真似してはいけないものがあるのです。それはサイズ。カンバスのサイズが5mm大きいとか小さいとかで実物とはサイズによって違わないと法律違反になるというわけです。
バカボン (火曜日, 21 8月 2012 16:38)
なる程ですね。
教わると、ご尤もですね。完璧な本物の玩具って、プラガンでも作れないんですね。
確かに、動作が良ければ、実際は、嬉しいですものね。
銀球鉄砲みたいな弾にしちゃうとか、ブローバックするだけなら良いと思っていました。
ちょっと、がっかり。