ツール・ド・フランス2012

生ツール見てきました！と言ってもシャンゼリゼではないです。うちから歩いていける範囲で。シャンゼリゼ行くならちゃんと登録してプレスで入ります。とにかく人ごみ嫌いですから...

キャラバン隊の来る時間の30分ほど前を見計らってうちから一番近い通過地点に。交通規制はもちろんすでにされてるし、早い見物人がチラホラと。この分では好きなところに陣取れそうだ。

歩道がやや出っ張っているところに陣取った。ここなら前に人が来ても視界を邪魔されることはない。

人のいい陽気なセキュリティでどこまで来てるかなど逐一みんなに教えてくれる。賑やかになってくる。やってきた！これがキャラバン隊だ。先頭はクレディ・リヨネのビッグマックス！続いてミッキーマウス！沿道に向かってエコバッグやら帽子やらキーフォルダーやらばらまいていく。その奪い合いは凄まじいもので子供も大人もあったものではない。ソマリアの難民キャンプに食料をばらまくようだ。すぐ近くにやたら張り切る婆さんがいるから「コレクターかい？」ときいたら毎年このキャラバン隊のばら撒くのを楽しみにしているキャラバン隊のファンだった。案の定。キャラバン隊が終わるとツールを見ずに消えていったのだ。陽気なキャラバン隊にはただで配るだけでなく途中途中で止まって販売する車もいる。私の周りで買っている様子は全くなかったけど。

やはり最終日。みんなのんびり走っている。先日75kmコースで走ってきた道を走ってこっちに向かっているのだ。だんだん、日の位置が変わり、キャラバン隊では最高の光だったのがビルの影にすっぽり包まれた。すでに沿道はいっぱいで移動したら一番前にはいられない。まあ、撮影目的じゃないからいいや。

キャラバン隊が去ってからおよそ1時間が過ぎた頃先頭のオフィシャルがまもなく通過するので道に出たりしないようアナウンスしながら去っていった。オフィシャル、プレス、警察に憲兵隊...来た！一団がサイクリングのように和やかにやってきた。そして静かに自分の前を通りすぎていく。沿道カラは完成が上がっているのだろうがどうやら興奮してしまっているようで何も聞こえない。そうだ！新城は！？と振り返ると目の前に新城が！もう、１ｍと離れていないところを通りすぎていこうとしている。ファインダーに彼の横がバッチリ！シャッターを切る！き、切る！？busy...だ。安いカードを入れてきたのでカメラの連射についていかずまだ処理していたのだ。撮れたのは後ろ姿だけ。まあ、生で見れたからいいや。一段となって通りすぎていくので1分とかかっていなかったんじゃないのか！？一瞬で終わった。

で、歩いて帰ってシャンゼリゼのゴールをテレビで観戦したのでした。あのゴール間際でのダッシュでの自転車のぶれ方。あれがシャンゼリゼの石畳。転倒もありましたね。石畳での転倒は相当痛いと思います。来年はちゃんとプレスで入ってシャンゼリゼに陣取るかな？

ということで随分のんびりとしたツール観戦でした。あれ？だめ？気合入れて日本からいらしてる方々もいるというのに...

ちなみに、後で録画を確認して自分がいたところの様子を振り返ろうと見た。いよいよやってきてここを右折すると！スクリーンはヘリの映像でエッフェル塔が...そこから選手たちにカメラが向いた時にはすでに私の位置から数キロ行ってしまった娘の乗馬クラブの入口付近でした...