オーストリアのPUCH

mixiでお世話になっている”やっぱりSW”さまの貴重なコレクションの写真をいただきました。Mixiに入られていない方のためにこちらでアップ!

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コメント: 12
  • #1

    Ko (月曜日, 16 7月 2012 02:20)

    これはまた肉抜きオンパレードのミストラルですな~。76年~80年位かな?スーレコのアウター大きいですね。何丁でしょうか?

  • #2

    バカボン (月曜日, 16 7月 2012 03:32)

     スケルトンとステムの長さ等を見る限り、T.T.用というか、綺麗に回す乗り方で使う感じです
     まあ、肉抜きしてあって、ストレートエンドに立パイプ・・・だけでも、そういう事になりますから、取り立てて言うのも変ですね。

     想像していたよりも少ない肉抜きで、実戦的な機材になっていると思いました。
     また、肉抜きした所に色を注さない所が、イタリアと違う感じで、お国柄が出ているのが、全体の印象です。

     部品に着目するだけでは無く、遠めに見た時に特徴の有るスケルトンや雰囲気、ポジションに関わる組付け位置・・・そういう事が自転車の個性を決定するのだし、持ち主のコンセプト、フレームビルダーの想いが伝わって来る自転車、目的や狙いが見える自転車が、素晴らしいと思っています。
     
     サイクリングにサンジェールで行きましたが、皆からは、
    「床の間じゃないんだぁ!!」
    「バカボンの走りを見ていても、サーッと、加速して先頭引いたり、千切れた者をローギヤーで待ってアシストしつつ、下りで好き勝手にトップを追走して合流するなど、トーエイで来るより、軽快で乗り込んでいるのが見えるから、毎回、こっちで来たら?」と。
     もう一台は、エルスが来ましたが、彼もガンガン乗っています。
     皆さん、自転車歴40~50年ですから、若造が稀少と言っている部品は、リアルタイムに買って、そのまま自転車毎保存してあるし、もう飽きて、語りつくしておられる。
     ですから、もっぱら、デュラのチェン調子良い?とか、クールストップのブレーキシュー雨で使える?という会話は、しますが、走りのスタイルとランディングフォームを思い出しながら、ギヤ比や空気圧、自転車を遠目で見て、「ははーん、なる程、そういう乗り方になる訳だ!!」と、言う事を反芻しつつ、サイクリストとして集団の個性、各人のペースを慮る為の知識・・・
     そういう見方で自転車を語るキャリア達が集う「のんべぃ集団」です。 

  • #3

    Koya (月曜日, 16 7月 2012 04:03)

    バカボン様
    これはイタリアじゃないよ。オーストリア

  • #4

    koya (月曜日, 16 7月 2012 04:27)

    訂正
    バカボン様、申し訳無い、読み違えました。「イタリアと違う感じ」を「イタリアという感じ」と読んじゃった。失礼・失礼。

  • #5

    バカボン (月曜日, 16 7月 2012 14:35)

     Koyaさん、お互い、老眼ですからね。(違うかな?)
     先日、エルスに乗ってきた同い年の友人が。「あとは、デローザの70年代風のスチールモデルとモールトンのダブルパイロンを揃えたら打ち止めかな!?」と、言うので、「結局、みんな、ひと通り揃えないとパズルが埋まらないのね!!」、思わずkoyaさんの顔が浮かんで、笑ってしまいました。
     それと、オーストリアが何系?か判りませんが、フランスでもサンジェールとルネルスだと、丸と角じゃないですが、同じパリでも違う気がします。
     なんとか系フランス人の違いだよ!!という話になったのですが、誰か詳しい方居りませんか?

  • #6

    Koya (月曜日, 16 7月 2012 15:08)

    バカボン様
    老眼じゃなく目疲れです!と抵抗してみました・・・(笑)
    70年代のデローザ欲しいですな~。でもダブルパイロンは流石に・・・無理。

    ヨーロッパは民族の交錯が著しいので、単純にお国だけで何系というのは難しいですよね。オーストリアを単純にゲルマン・ハンガリー系と言っても個別単位で見て行くと色々でしょうしね。サンジェもハンガリー系でしたっけ?エルスはガリア人由来に思うけれど、このあたりは管理人さんの方が現地にいるから詳しいかと・・・。

  • #7

    バカボン (月曜日, 16 7月 2012 16:09)

     欲望と煩悩は、留まる所を知りませんが、何となく統計的には、6~7台で落ち着くみたいですね。掃除も補修パーツの確保と量も大変ですし。
     でも、結局、車種の違いが合っても似た乗り味を求めちゃうんですよね。
     だから、増えちゃったのは、仕方ないですが、なんちゃってロード(クロス・ルート)、スペシャルランドナー(そもそもエルスのランドヌーズは、最高級ワンデイ都会近郊散策車の意味ですよね。ある意味モールトンやプロムナードもそうかもしれません。)、輪行兼実用サイクリング車(シクロ・ツーリズムやシクロ・スポルティーフ)の3~4台で良い気がします。

  • #8

    Koya (月曜日, 16 7月 2012 16:28)

    おっしゃる通り。煩悩を断ち切るのは難しいですな。「3台も有れば十分」と自分自身に言い聞かせていますが、宝くじでも当たったら「間違いなくデローザ・サンジェ・パイロンは買う」どうしようもありませんな(笑)。

  • #9

    cycle-shooting (月曜日, 16 7月 2012 23:17)

    乗り比べて空がわかるようになるには経験不足。ましてや自分のスタイルなんてまだ確立されておりません。オリビエに言われた「1万キロ乗ったら作ってやらないでもない」という修行はまだ達成しておらず2年過ぎてもまだ6000kmをやっと超えた程度。諸先輩方にはこればかりはどうしても追いつけません。

    サンジェは生粋のハンガリーですね。ただしフランスという土壌で育て上げられたというのもあります。
    というか私の浅い経験は殆どサンジェしかないんですけどね。

    一度オーダーをやってみるのが当面の夢ですかね。課題は山済みな上に経験不足。まあ経験不足はこちらにいらっしゃる諸先輩方のアドバイスで補えそうですが。自分のスタイルがまだ見えてこないですからね。日々是精進いたします。

  • #10

    バカボン (火曜日, 17 7月 2012 07:40)

     日本ですと、あぜ道とか路地裏の面白さが有りますよね。
     そうすると、時速15~20キロが良い所です。
     そういう場合は、700Cより小回りが効いて、少し太めの28C~32C以上の650Bの車輪が、ダートでも振動に優しくて、勝手にタイヤが轍を滑って、道を選んでくれるので、よそ見しても楽しい訳です。畑や田んぼに咲く花や小虫も見て走れます。

     皆と走るとか、100キロ以上距離を稼ぐとなると、時速25~35キロ位で走れば、ストップ&ゴーですから、20キロ/時となり、ピッタリ5時間で100キロになります。
    峠が入って、休憩時間やご飯タイムを含めて、大体7時間の工程だと、無理が無いですよね。
     そういう街道的な走りとか、余力が欲しい・・・と思えば、細身の方が走れる訳ですね。
     こういう事を書くと、「朝5時には家を出て、夜9時に戻ってくる位じゃないと。やる気が無いネェ!!」と、馬鹿にする方も居りますが、僕は、コンビニで菓子パンと牛乳で済ませて150キロ・・・そういうレミングの大移動みたいのが嫌いなだけなんですけれどね。

     簡単に言うと、ランドナー派かスポルティフ派という事になりますね。
     実際には、自転車に合ったスピードと距離を保つのなら、車輪が重くても筋肉への負担は、ほぼ一緒だと思うので、どちらが楽だから・・・じゃなくというイメージです。

     ブルベみたいに、ある距離をある時間で走る、自分と回りの疲れ具合を比較する・・・という命題が有ると、カーボン・ロードレーサー的なものに付属品を付けて(ナイトラン用のプラスチックのライトを、本来標準装備品なのに、後付で不細工にバンドで付けて、安カメラのウレタン調の黒のサドルバッグがチープの極みなのですが、余談です)、そういう人達から、「馬鹿だなあ!!そんな旧式な重たいフレームと部品だから、付いて来れないんですよ!!」と。
     そういう意見が跋扈(ばっこ)する気もします。
     でも、ロールスロイスみたいな乗り味の楽しみや美しい自転車で颯爽と優雅に走る贅沢を排除してしまう気がします。
     
     ですから、無賃で日帰りにこだわり何処までも走る、距離の自己満足に浸る・・・なら、良いですが、走りながら景色を楽しむ、ちょっとお店を覗く、街や村の方達に声を掛ける・・・充実度を加味すると、車の様に走り抜けるのに楽だとか、兎も角、目的地に辿り着いて、暗くならない内に戻ってこなくちゃ!!というのも、ファスト・ランの楽しみでやっている時は良いのですが、双輪旅行としては、どうかな?と、思います。

     ギヤで言えば、一対一でクルクルするのか、ロードみたいに軽い車輪でグイグイ登るのでも違いますね。
     ロードだと、軽く回したくても低速だとホークがぐら付くし、キャリア無しリクセンカウル・バッグで振られるので、速く走らないと駄目でしょうね。
     逆に、ツーリング的に、バックフォークが柔らかくて後輪がヨレヨレも、前輪とのトレースが外れて、気分が悪い。

     ポジションも、そういう安定性と高速巡航では、違ってくるので、ロードはスポルティフの代用にはならないんですね。
     キャリアと泥除けが付くだけで、空気抵抗とか、前輪接地面の視界も変わるから、ロードも欲しいとなる。
     クリテリウム用とかヒルクライム用でも違うから一概に・・・と、分かった事を言う方もいますが、基本的に、カレー丼とカレーライス、つけ汁蕎麦と天麩羅蕎麦みたいに別物です。ロックと水割りとストレート・・・これだからアル中はイカン。 
     
     好みも有りますが、導入段階の車種やフィールドの違い、仲間とのランの影響で、自然と、その乗り方になってしまうので、ランドナーが好きでもスポルティフが合っていて・・・切り替えるには、意識改革や再度、乗り方を覚える事が必要な訳ですね。
     サス付きのMTBでサイクリングに来て、ショックが暴れて力も入れられないしワンポジションで辛いし・・・でも、それに乗れば、それなりの走りを強要されるから、好みの自転車に乗っていると、自然に身に付くという、逆転の発想も有る訳です。
     ですから、人との比較や競争(同じ坂を俺は何分速く登ったとか、あの工程なら何時間速い)という子供じみた数値化とかの判り易い発想は、卒業して、ソロで楽しむという観点から、まず一台作って乗ってみるのが良いと思っています。
    サンジェールクラブ・ランに捕らわれる必要も無いと思います。

     でも、一台サンジェールが有るので、この自転車のこういう所が良くて、ここが合わなくて・・・と言いながら、じゃあ、跨いでフォームや走りを見させてよ!!とやれば、今より完成度の高い自転車を作って貰えるでしょう。
     現在のフランスを想定するのか、日本に戻ってきてからも末永く使う事も取り込むかでも、要求項目やモデファイ可能性を加味するという面で、出来上がり予想図が見えてきますね。
     またまた、駝鳥文ですが、これを口火に、様々なお考えをお聞き出来れば幸いです。
     

  • #11

    cycle-shooting (火曜日, 17 7月 2012 10:05)

    ちなみにサンジェの連中はシクロツーリズムがモットーで我々はアマチュア。という変な信念がある。毎週行われているサイクリングのほとんどが朝8:30ブティックに集合。コースによりますがだいたい80km〜100kmで中間地点でビールを飲んで帰ってくると1時〜1時半とか。ブティックの2階でまたビール飲んで3時には誰もいなくなってるという感じです。ちなみに1/4はフィクスドギアです。最初の頃は上り坂で一番軽いギアでゼエゼエ言ってるとこのフィクスドの人が戻ってきて背中を押してくれてました。平地で30km以上が普通で、年配者や初心者がついてこれないというので現在のんびりチームも作ろうかという感じですね。一緒に走ってて可愛らしい小さいな村や綺麗な景色のところに来ても見向きもせず突っ切ります。横柄な車などや、クラクションなど鳴らす車があればそれをみんなで取り囲んでボコボコにします。信号はもちろん守りません。特攻隊が先に交差点を閉鎖して全員をわたらせます。これがサンジェの走り。日本のサンジェもやってますか〜

    今回拾ったプジョーが幸い私のサイズで650のタイヤだったので650を堪能できる環境となりました。フランスでずっと乗るのか?日本に帰るのか?そんな未来のコトはわかりません(^^; ただ、仕事やバカンスであちこち出かけるのでそこにいつも自転車が持っていければいいな〜というのがあります。また、気になるパーツなど使ってみたいパーツから入っていくのもありかと。まあ、オーダーは慌てずやって行きたいと思います。

  • #12

    バカホン (火曜日, 17 7月 2012 11:43)

     日本では、朝錬とか 走行会というファストラン形式ですね。
     僕らの頃は、何と無しに、土曜の午後に集まった連中が、箱根まで行って来るというのが習慣化していました。
     日曜にばったり会うと、また、午後から何処か走ろーか?と。
     先頭交代して、ゴーっという感じですし、店に戻ってきたら、じゃっ!!という感じなので、雰囲気は、似た感じです。

     近所に、サンジェールみたいな店が有ると良いのですが、廃業の数も多いし、残っていても、もうパンク修理と電動サイクルしか置いていない感じで、そうやって集まるきっかけそのものが、出来る方は、少ないと思いますから、ソロになりますね。
     勿論、自転車命でレーシング・クラブに所属していれば別ですね。

     日本では、ビルダーも高齢になり、オーナーも50才以上の方が多く、フレーム小物も枯渇している状況なので、最後の駆け込み需要という状況です。
     僕は別として、みんな慌てている感じがします。
     そういう口実に便乗して、家族を説き伏せて、最期の一台だから・・・とか、これで10台目で区切りが良いな!!という中毒患者特有の行動でしょうね。

     欲しかったベルが手に入ったから、また一台作ります!!なんて、平気で言って、取り巻きも、イーナーなんて。
     今の自転車に付けると、フォルムが崩れるし、その為の部品を集めているからね!!と、毒気を浴びせられて、こちらにも感染しない様に耳を塞ぐ事にしています。
     自転車の100万円は、100円に感じてしまうのが、この病気の怖い所です。