Simplex タケノコ搭載!

クリテリウムのスプリングも届き、なんといっても天気が良くなった。忙しいのと天候の悪さで紫サンジェのフェンダーはすっかり埃で曇ってしまっている。サンジェのショップは定休日でアトリエが自由に使える月曜日に天候もいい。これは行くしか無い。

 

とにかく午前中だけでブレーキ交換とタイヤ交換の突貫工事。一気に組み込むとリアブレーキ不調。スプリングが弱いというのもあって握っても戻ってくれないのだ。これにはケーブルの問題もあると見たが調整している暇なし。家に戻る。

 

このブレーキ調整のためケーブルなどを脱着、調整。ついでに硬くて融通の聞かないシマノのアウターケーブルを捨てて柔らかい昔のアルミアウターケーブルに交換。グリスも塗ってやったのでとりあえずブレーキは普通に作動。その勢いでディレーラー交換。スプリングのテンションがわからないままとりあえず装着。取り付けてクランクを回してみると取り付け部にがたがある。ネジの締め付けでも対応できないのでワッシャーでもかまさないといけないのだろう。手持ちがないのでそのまま。

そしてクランクを回しながらギアチェンジ。ギアのチェンジにトラブルはないもののチェーンサイズが違うのだろう。プーリーからチェーンが脱落。つまりチェーンの位置がずれるので変速が不安定。お陰で見た目には3速は問題なく変速できそうなのに実質2速しか使えないのだ...まあ、オイオイやっていくとしてフロントも交換。チェーンリングにあわせて通常の位置に取り付けようとするとチェーンステーに干渉するので写真の用に浮かした状態になった。でも、これが快調に作動するのだ。

 

娘が幼稚園から帰ってきて自転車に乗りたいというのでテスト走行に出かけた。リア2速でもちょうどいい所なので走る分には何の苦もない。で、ちょっと上り坂になった。チェーンにテンションがかかるとチェーンがプーリーから外れる。するとギアとギアの間にチェーンが入って空回り。坂を登れない状態になるのだ。と言うことで実用にはいまいちの状態。こレから調整の厳しい道程が始まったのだ。

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コメント: 12
  • #1

    cycle-shooting (月曜日, 07 5月 2012 22:48)

    あ、わかった。プーリー組み方間違えてる(^^;

  • #2

    バカボン 僭越ですが・・・ (火曜日, 08 5月 2012 01:37)

    毎度、失礼を承知で、幾つか、僕ならば・・・と、言う事で、気が付いた事。採用するかどうかは、ご本人の自転車ですから別ですよ!!

    1.ブレーキ
     イメージとして、マファック・カンチレバー式は、スプリングが弱くなって来る気がしますね。
     まあ、そう簡単に折れるものじゃないですが、慎重にアーチワイヤーを外して開く方向にしてテンションを高めて下さい。
     使っていると弱くなりますが、何回か同じ所作をして、落ち着き所で、やる前よりも硬くなる形状記憶が出てきたら、良しとして下さい。

     台座との嵌め合いが、錆びていて、硬くないですか? 
     錆は、CRC556でも良いので、除いてから、グリース・アップして下さい。
     この時、やすりは駄目です。しぶい位にしておきます。
     手でブレーキをはめる時に、クイクイして入れる位で良いです。
     するっと入ると、ブレーキが鳴きます。
     だからやすりで細く快適に組める・・・駄目です。

    2.ブレーキアウター
     最新の硬い物の方がアウターの変形量が少なく抵抗が少ないはずなのですが、柔らかい昔のアルミアウターケーブルの方が、単体で動かしてもスルスル度が高ければ、その方が良いと言う事なので、確認して下さい。

    3.クランク
    コッターレスじゃなく、コッタード(ピンを打って螺子で締めるタイプ)なので、コッターピンが削れて死んでいる可能性が有ります。
    ピンの交換で直ると思いますが、ゴミ箱あさりして見つけるか、部品を触らないと判りませんから、サンジェールで工賃を払って?整備して貰って対処して下さい。

    4.リアメカ
     この向きでも変速はちゃんと動きます。
     後ろのプーリーガイドですが、下側に前と同じ様に切りかきを合わせて付いていますか?
    また、それでも外れるなら、上のプーリーを挟んでいる手前のガイドを狭めれば平気かと。
     プーリーは、前側が広くなる向きに取り付けてあるか?写真だとわかり難いので。正しくなっていると見えますけれど・・・
     これでも駄目なら、もう少し本体が寝る様に付けて下さい。
     ダブルテンションなので、エンド側とプーリー側のバランスの良い処を探って組んで下さい。
     それと、エンド側の本体は、若干ガタツクかな?程度に組まないと、プーリーの首振りが無くなり、チェーンの傾きに追従しなくなって、チェーンがプーリーからずれるので、手でこじるとガタツクかな?でも締まっているよね!!という微妙な組付けにして下さい。
     これも、どっかに書いたと思いますが、大量に書き散らしているので、覚えていろ!!と言う方が無茶ですね。

     チェンの駒数は、まず足さなくても上のテンションを調整する事で可能なはずです。
     駄目なら、チェーンの駒数を増やします。
     フリーからチェーンが離れる角度を今より鈍角にすれば、絡むので使えない大ギヤ(ロー~サード)が解決するはずです。
     以前、チェーンの長さでグタグタ言った事が、この事です。

     正規の状態で使えれば、その方が良いですが、この方向で使う事は、リアルタイム時代でも、沢山実績が有ります。
     この方法は、キャパシティ増加策として有効でした。
     但し、メーカー・カタログ(インストラクション)では、誤りと書いて有りますから、それを取り上げて嘘!!と言う方がいるかも知れませんが、間違いでは有りません。
     ですが、前述している様に、単純に引っくり返すのじゃなく、裏のプーリーガイドを入れ違いにして組まなくては変速しません。 

    5.フロントメカ
     ギヤリングと変速機羽の距離は、「Simplex TDFその後」#9で・・・
     変速機は、取付位置をロッド用にすれば平気です。
     今の変速機とは、違うセッティングにするので・・・書いたかと。
     この隙間有り組み付けで正解です。100点、花丸です。
     手でこじれば、羽の下側のラインをもう少し隙間を取った方が、アウターに行った時に、ギヤリングに干渉しないと思いました。
     微調整すると120点だと思います。

    まだ、有るかもしれませんが、取り急ぎ気が付いた部分です。

  • #3

    cycle-shooting (火曜日, 08 5月 2012 12:46)

    バカボン様
    お待ちしておりました(^^;

    1.ブレーキ
    ブレーキ本体はもうおもいっきり中古です。でもこのスプリングは日本で今作られているもので新品です。サンジェのショップに持っていったのですが、この結果を見て「日本は自転車を知らない」と言われてしまいました。

    2.ブレーキアウター
    動きも良くなり、見た目も好みになったのでよしとします。

    3.クランク
    これがまた曲者。右側のコッターが何やっても抜けません。コッター抜きもダメ。ハンマーで叩いてもダメ。あとはドリルで崩していくしか無いのですが...BBから交換してTAとかにしようかとも思っております。

    4.リアメカ
    この無機でも良かったんですか!?
    せっかくこの方向でもいいと言っていただいたのですが、やはり最初はオリジナル通りに!ということで戻してみました。なるほど。直線的になるからキャパが狭まりますね。チェーンも詰めてみました。すると後ろで最大、前アウターだとほとんどシングルギアのようにストレート状態です。しかし、前インナーにすると恐ろしくたるんでしまう。かなり分かって来ました。タケノコというのものが。いくら私がやってもプーリーからはみ出るので普通のギザギザのプーリーに交換。そのほうが幅も狭いのでとりあえずクランクから回しの状態で外れることがなくなりました。4速使えるようにもなりました。
    テスト走行に行きたくともまた雨です...

    5.フロントメカ
    やった!100点もらいました!

    形になったら今度はフェンダーをちゃんと650B用のものにして装飾系を整えてひとまず形にしていきたいと思います!

    ちなみに650Bのタイヤなど魔法のゴミ箱からですので新品のタイヤとチューブを買っただけなので出費は2000円ほど。

  • #4

    バカボン (火曜日, 08 5月 2012 15:30)

    1.出所何となく判ります。これは、柔らかいですね。
    2.面倒だから、そのままで良いですね。
    3.昔、嫌という程、コンチクショー、コノヤローという言葉と一緒にカンカンという音を聞きました。
     仕事だと、意地でも取って修理しないといけませんからね。
    下手に叩くと曲がって余計取れなくなり大変ですから、抜き工具が有るのですが、それでお淑やかにやっても取れないからコンチクショーになる訳で・・・

     T.A.は、B.B.が古い方が研磨が良いです。
     373:118㎜ダブル 374:121.5㎜トリプル 341:114㎜ダブルでもフレンチなら平気かもしれませんが安全策なら118㎜です。
     このプジョーならつぶしも大きいのでチェンラインとしては、114㎜を入れた方が良いかもしれません。
     フロント変速機との相性も有りますね。
     色々とやって見て下さい。
     確か、B.B.芯棒の真ん中に刻印が打ってある筈です。

    4.正規に付けると、キャパシティは、相当厳しいですね。

     クランク回しで外れるのは、チェンラインが取れていませんから、フリーにスペーサーですかね。
     ブラケット分ずれているかもしれませんが、僕は、幸い丸プーリーのままで乗り越えて来ています。
     チェンステーは、十分に長いですし4速なので、たすき掛けが苦しいのでは有りません。
     トータル的に、もう少し追い込んで下さい。

     それと、テンションが強すぎるのでしょう。
     変速機本体かチェンの駒数で調整して下さい。
     そーすると、たるみが吸収出来難くなるでしょう。
     さて、何処をどーするのか?

     いずれ、最高の仕上がりになれば、ヤッターとなります。
     半年位掛けてウイークエンドに、色々のんびりやれば良いです。

    5.違いが判って頂けたと思います。
     それよりも、自分で組付けしてみて、ここが良かったから!!これが、大切ですよね。
     僕も、教わらずに自分であーでもないこーでもないの繰り返しです。
     その時は出来ないで、ある日突然、こーしたら・・・なーんだ簡単だったんだ!!という感じです。

    6.泥除けの長さは、格好良さを決める部分なので、サンジェールのカタログを真似れば良いでしょう。
     俺はミニスカート派だ!!とか、タイトスカート派!!と言うのは、自転車でだと格好悪くなるので、スタンダードに決めて下さい。
     ここのノウハウも有りますが、まあ、芸術家さんですから、自分で格好の良いという処を探って見て下さい。

    上手く行かなければ、また、追記して下さい。
    なるだけ考えて解決策をひねり出す様にします。

  • #5

    Densuke (火曜日, 08 5月 2012 20:28)

    BBを交換してチェーンラインがもうちょっと揃えばオリジナルプーリーでの変速も快調になるのでは?
    キャパ小さいようですからどの辺に合わせるか、考えものですね。いま、前は52/42くらいですか?街乗りなら46/40とか、使うシチュエーションを限定して、狭い範囲のギヤ比設定するのが一番楽かなと思います。

  • #6

    cycle-shooting (水曜日, 09 5月 2012 09:47)

    バカボン様
    3.こちらは自転車屋さんと相談して入れてみます!

    4.そうですよね。私の付け方のせいじゃなくてそういうものですよね。

    今回はテンションは関係ないかもしれません。チェーンがプランプランな状態で変速しようとするとすぐにプーリーか外れてなかなかプーリーに乗っからないという状況でした。テンション上げるとそのテンションでプーリーから外れます。ですから遡ったり力がかかると全く推進力が生まれません。まあ、気長にやります。

    5.何事もやるがやすしですな。
    こうやって相談役もいらっしゃいますし、サンジェや他にも自転車屋がありますからね!銃もこういうネットワークが充実していたらな〜

    6.コレも自分でやったこと無いのでいい経験になることでしょう!

    と言うことで目標は6月のヴィンテージバイクのイベントです!

  • #7

    cycle-shooting (水曜日, 09 5月 2012 09:50)

    Densukeさま
    今回650のホイール交換の時についていたフリーそのまま使ってますが結構コレが街の利用でコマ数の大きいもの。なので普段でもトップを使えちゃうほどです。普段使いとしてはかなり良い感じです。前は結構大きいかもしれません。ちゃんと数えて把握しなければ...
    でも小さいチェーンリングなかなか見つからないのですよ。見つけると53〜50Tが殆どで48があればもう2枚ほど欲しいくらい!アウターで46なんか見た事無いです...

  • #8

    Densuke (水曜日, 09 5月 2012 13:26)

    BBをTAに換えるならクランク・チェーンリングもシクロツーリストにすれば歯数は好きなのを選べます。前2枚をクロスにして後もクールスタイプの13/21とかにしてしまえば変速は楽になるでしょうね。前は余り小さくすると格好わるいという人もいるかもしれませんが、、、650にすると最終減速比がちょっと変わるので、フリーの方は車輪を交換してから色々試すのがいいかもしれません。
    6月のイベント、クラシックカーのパリ横断ですか?あれは7月かな??

  • #9

    バカボン (水曜日, 09 5月 2012 14:28)

    現在使っているコッタードは、写真が反対ですから適当ですが、ストロングライトかサンプレックスだと思いますから、そもそも大きな歯数しか用意されていないので、探しても無いと思います。
    確か、スタンダードだと40~50か52だったかな?

    そもそも、変速機の頃のチェーン・ホイールは、52-48とかの時代でしたから、52-48 51-47とかで、その場合のフリーは・・・と、推奨値がカタログに載っています。

    Densukeさんが、良い事をアドバイスされておりますね。
    日本では、余り言いませんが、脚の一回転で進む距離で海外は考えます。
    ですから、ギヤ・テーブルは、700Cと650Bの二つが示されているという按配です。
    これを自転車用語でディベロップメントと言います。
    車輪を変更するなら、実物の周長を計って、比を算出します。
    700Cに対して650Bが0.9倍となるなら、理論的には、その分、同じギヤ倍数でも軽くなるという事です。
    実際は、車輪のモーメントやタイヤの転がり抵抗等が有るので、使用感覚は一致しませんが、この方法で、まず検討するのが習わしです。

    此処からは、生意気な余計な事。
    写真が暗くて分かり難いですが、フリーは、15-16-18-20-22か15-17-19-21-23ですかね。オリジナルならば、もっとワイドだったと思いますが、それだとT.D.F.は無理でしょうから。
    こーいうのは、大概外れるのですが。
    どちらにしても、ワイドレンジにするなら、プーリーを引っくり返さないとね。
    仏蘭西を自転車?オートバイ?で走るなんて羨ましいなあ。
    どんなオートバイが多いのでしょうか?

  • #10

    cycle-shooting (水曜日, 09 5月 2012 15:20)

    そうなんですよね。自転車屋さんのショップのカードの裏とかは一回転でどれだけ進むかの表だったりしますよね。ギア比を考えて体にあった、そしてシステムにあったギア選び!それが出来るようになるとなんかひとつ成長する気がしますね。ただ闇雲にパーツを付けるのではなく!

    走るイベントはもちろん自転車。Anjou Velo Vintageという昨年から始めったイベント。ワイン飲んだり名所回ったり。ロワール川のほとりソミュールという街で繰り広げられます!私は一番好きなイベントです。エロイカはいいけど苦しすぎます(^^;
    Tweed Runやベレー&バゲットはお祭りで面白い自転車は1%ほどしかこないので今ひとつです。

    http://www.anjou-velo-vintage.com/

  • #11

    Densuke (水曜日, 09 5月 2012 20:29)

    楽しそうですねぇ、このイベント。

    650のタイヤ、今どれくらい種類があるのか知らないのですが、総体としての自転車の走行感・使用感はバカボンさんがおっしゃるようにタイヤで決まってしまったりするのでその辺も色々試してください。車輪の差は大きいだろうと思いますよ。なんか盗まれてもいい自転車から壮大なプロジェクトになりましたね。でもそれが当然の道なんだと思います。あらゆる事にトライしてください。そしてフレーム、フォークへ戻って次のステップへと移行する、理想的だと思います。

  • #12

    cycle-shooting (水曜日, 09 5月 2012 23:25)

    フランスだとミシュランのが1500円くらいで売ってるのを見かけるくらいですかね?
    でも、650にしたので石畳が絨毯のようです。コレはすごいですね。
    そう思うとちゃんと走る自転車にしてやらなければと思うわけです。

    いや、原点回帰すると拾ったフレームで盗まれてもいいバイクになる予定だったんですが...そんなバイクですから失敗を恐れずにあれこれ出来るんですけどね。

    って、今日乗ったらフロントインナーでリアは一番軽いインナーにしたらギア抜け空回り。登れませんでした。課題を頂きました...