プジョー再生

昨年の11月に拾ったプジョーのフレームを使って再生をようやく試みることに。ちまちま合いそうなパーツを揃えて準備万端で挑んだはずだった。

午前中はパーツをフレームをつけはじめて写真のような状態でいい感じになった。

先日のサンプレのディレーラーをつけようとしたのだが調整なども必要なのがよくわかった上にヴィクトールに一言「この自転車の目的は?」そう。この自転車の目的は娘の送迎を兼ねた駐車時に万が一盗まれてもあきらめが付くお買い物、街乗り自転車だ。自ら盗まれるようなパーツを付けるな!ということだね。

ということで足りないパーツはサンジェの廃棄処分予定のパーツから漁って取り付ける。

マファックのカンチブレーキのスプリングが見つからないことから急遽ダイアコンペの普通っぽいブレーキに変更。この時点で650Bから700Cに変更。このあたりからトラブルが始まった。フェンダーとの干渉やら同規格なのに微妙なサイズ違いで入らないものとか...もう後半は「こんなもの捨てちまえ!」と怒鳴られながら作業を何とか終わらせた。後日写真を掲載予定だがたしかに盗もうとは思わないみすぼらしい自転車に仕上がった。前後タイヤのみならずハブからホイールもちぐはぐで酷いものである。細かい調整がまだ必要だがとりあえず形になって家に戻ってきたのである。

まあ1日でよくやったものだ。フランス人は午後はダメだということがよくわかった。集中力などがまるでない。維持しようという気力がない。フランス人と共に急ぎの仕事をやろうとした自分が行けないのだが...そういう意味でもいい勉強になりました...

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コメント: 14
  • #1

    Koya (火曜日, 27 3月 2012 03:07)

    フランス人は半日しか集中力持ちませんか。それってサンジェだけだったりして(笑)。それでは中々フレームあがってきませんよね~。
    ご苦労様でした。

  • #2

    Densuke (火曜日, 27 3月 2012 08:36)

    お昼休み、ちゃんととりましたか?その後はコーヒー飲んで別の話でもしてから作業再開、そんな感じですよね、フランスなら。

    ところが、みすぼらしく見えるのに実は良く走る、そういう自転車を組むのは案外難しいというかコツがいりますね。これ、もともと650Bですか?

  • #3

    Densuke (火曜日, 27 3月 2012 08:37)

    うしろに見える緑の自転車がちょっと気になります、、、

  • #4

    cycle-shooting (火曜日, 27 3月 2012 17:11)

    Koyaさま
    いえいえ、フランス人の特色です。普段ないほどの大量の発注でめちゃくちゃになってます。製品管理がなってません...大丈夫か!?

  • #5

    cycle-shooting (火曜日, 27 3月 2012 17:13)

    Densukeさま
    昼休みは2時間。コーヒータイムも設けました。2週間ほどのバカンスを入れないとダメなんでしょう...

    プジョーですがカンチの位置からすると650Bです。

    後ろに見えるグリーンはサンジェのものではありませんでした。

  • #6

    Densuke (火曜日, 27 3月 2012 22:36)

    サンジェ、スューカさん達が勤勉だったのは彼等がハンガリー人だからではないか、と思ってるんですが、、

  • #7

    Densuke (水曜日, 28 3月 2012 10:16)

    では70年代初期のツーリスムかランドナーですね。32ミリくらいのタイヤで街中をバリバリ走り回れる仕様とか似合いそうですね。

    緑の自転車、いいですよ。完全な長距離ツアー又はキャンピング用ですね。カンパの3x10で素敵なキャリアがついていて、、

  • #8

    cycle-shooting (水曜日, 28 3月 2012 12:04)

    ハンガリー人、移民の貧乏を経験した人たちはたくましいですよね。オリビエはフランス生まれでフランス人です。多分オリビエは退職のことを考えているでしょうね...継続でなく。

    奥のは新品のような状態でした。とにかくプジョーを仕上げるので他に気を配る余裕なしでした。

  • #9

    Densuke (木曜日, 29 3月 2012 14:25)

    注文がほとんど来なかった時代を知っていますから厳しい事は誰より良く判っていますよね。家族を養う事を考えたら簡単には決められないでしょう。

  • #10

    cycle-shooting (木曜日, 29 3月 2012 21:11)

    だからこそ、オリビエも二足のわらじからやめることはできないのでしょう。基本的にオリビエは自転車づくりに関してはあまり好きそうでないのもにじみ出てますが...

  • #11

    Densuke (金曜日, 30 3月 2012 19:47)

    極端なことを言えばサンジェはイタリア辺りの小工房でフレームを作らせても構わないと思っています。サンジェを際立たせているのは経験から来る自転車設計のノウハウですから、それにみあった工房で制作させるのならば問題ないと思っています、まぁ極論ですけど。
    東叡社などとの違いはサンジェの自転車コンストラクターとしての明確な主体性ではないでしょうか。

  • #12

    cycle-shooting (土曜日, 31 3月 2012 22:18)

    東叡で作っちゃったらサンジェじゃなくなっちゃいますよ〜。きちんと、隙のない作りで...いい加減さがなくなっちゃうというか...素晴らしい設計技術と経験があるにもかかわらず、何処か抜けてる(!?)のがフランス風...サンジェの設計を受け継いで、サンジェのノウハウでサイズを決めて...それで日本の高い技術と、日本の適度な価格でできたらいいものが出来るでしょうね。

  • #13

    Densuke (月曜日, 02 4月 2012 09:01)

    東叡社だとキレイになりすぎるかもしれませんね。
    手を抜ける場所は抜く、それがフランスの美的感覚?ですからね。
    それでもサンジェは隙がないですよ。

  • #14

    Elly Galicia (火曜日, 31 1月 2017 10:47)


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