Catacombes de Paris(パリのカタコンベ）

パリ再発見シリーズです。カタコンベは日本に住んでいた時から気になっていたのですがなかなかチャンスがなく行くチャンスを逃していた。昨年に発売され、更に世界記録を更新している大ブレークゲーム、コールオブデューティMW3ではパリ市内で侵攻してきたロシア軍との攻防をGIGNとともにする設定になっていてその中にはこのカタコンベを抜けていくシーンに遭遇。これで思い立ったかのように行きたくなり本日それを決行！娘を連れて行くにはちょっとショッキングかもと思いまずは大人だけで。

場所は6,4番線のメトロ駅でたところに入口が。10時過ぎにつくとすでに観光客の列が。面白いのは東洋人がいない。どの観光地にも現在では日本人以上に中国人が溢れているのにここには白人しかいない。私の前に並んでいたのはオーストラリアからだという。

10人くらいを少しづつ入れていく。15分ほど並んで入場。20mほど螺旋階段でおりるとそこは地下通路になっている。1700年代になると人口が増加したパリには墓地の数が足りず、死体があちこちに遺棄されその悪臭やそこから発生する疫病が問題になり石灰岩を掘った採掘跡が埋葬のために使われ始めたという。通路を抜けていくと広間に出てそこで弔いが行われたという。実に600万人分の骨が壁一面に積み重ねられているのだ。この見学コースは約1.5km。パリにはこういった地下道が全長にすると500km以上にわたってあるという。

今回行くにあたって暗い中でフラッシュ禁止が最初からわかっていたので手持ちの一番明るいレンズCarl Zeiss Planar 1.4/50mm ZEを5D MarkIIにつけまたGXRに28mmA12ユニットをつけた二台体制で望んだった。