補給物資到着

補給物資の到着である。海外に住んでいて何よりの楽しみの一つかもしれない。海外に済んでいる人にはいくつかあって、すっかりその国の人になりきってしまって特に日本のものに興味をも示さない。もちろん食べ物もだ。また別に会社の命令で来ている駐在さんの多くに「とにかく日本に早く帰りたい」という人達。もちろん毎日に日本と同じ食事をして家の中は治外法権状態の日本が存在するわけだ。うちは、と言うより私は年を取れば取るほど日本食が恋しくなる。今ならばコメ、醤油や納豆は奮発しなくとも買える。なにか食べたければ何とかできてはしまう。でもね、やはり違うんですよ。カップラーメンは相当嬉しい。パリにはカップラーメンを超えるラーメンを出せるラーメン屋はない。カップラーメンを出したほうがよっぽど儲かるような気もするほどだ。ということで、あれこれとフランスでクリスマスを過ごすという友人に無理言って持ってきてもらった。その中には雑誌の最新号(もう最新ではなくなってしまっているかもしれないけど)。

シクロツーリスト

こういった街道や峠の特集は昔から走っている人たちにはその地名を聞くだけで「あの峠はね〜」と始まるようだが初心者の私には、そして地球の裏側の峠や街道は非現実的。と思いながらもオーダーしてしまった。いつものように個室で(トイレ)じっくり腰を据えてページを捲ると、お!見慣れた風景が。サンジェが写ってるじゃないですか。でもたった見開き2ページ...これじゃね〜

後半のバイクメンテナンスはとても勉強になりました。色々教えていただいたメンテ用品も明日日本を出発する予定!今のところ自転車は皆調子いいので下手にいじくりませんが。

クロモリロードバイク2

情報の少ない英国ライトウェイトがたくさん見れてこれまた目の毒。

なかなかじっくりと書かれていてなぜクロモリか、どう言ったジオメトリーで自転車を作るのか?などの解説が面白いです。コレをサンジェに持って行ってそのコンセプトを話すとサンジェの本音や、こだわりをおもいっきり語ってくれる。まるで誘導尋問にかかったかのように聞いてないことまで話してくれるのも楽しいのです。サンジェの長年培った経験から「日本のバイクはなぜこうなるんだ?こうしたらこうなっちゃうのに!」と意見の相違なども。下手すると公にできない発言も...

各パーツを見ると「日本のパーツは魅力的だけど高い。でもなんでフレーム制作料がそんなに安いんだ!?」という驚き。サンジェの連中は自分たちが一番であり老舗である自負しながらも隣の芝生は気になるようだ。

 

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コメント: 2
  • #1

    Densuke (日曜日, 18 12月 2011 19:05)

    ベルリンにはまぁまぁ食えるラーメン屋(ドイツ人が作っていた)が一軒あったんですが、どんどん不味くなってしまい今では行く気になりません。寿司屋とかも不味いから行かないし、家ではたまにみそ汁とか食べますけど、日本食って作るの面倒じゃないですか?

    このクロモリ2は僕も買いました。シクロの方は出る前に戻ってしまったので買えなかった。サンジェも気になるでしょうね、東叡社とかは。ユーロがこれだけ安くなればサンジェで注文する日本人がまた増えるのではないでしょうか、、

  • #2

    cycle-shooting (日曜日, 18 12月 2011 21:51)

    Densukeさま
    パリで満足できるラーメン屋はまだありません。それで店舗増やす勢いですから困ります。
    日本食ブームですからね〜、フランス。日本食を家で作るって言っても普段家庭で食べるようなものですから大したものではありません。

    シクロはかなりサンジェを出してきましたね。後半にはサンジェやエルスの車両も紹介されています。たいしたことないけど。サンジェの連中は興味はあっても気にはしてないようです。彼らには彼らの世界観が確立されているから。ユーロ安もあるので注文数は増える一方でしょうね。先週は2台入ってました。