ハンドルバーのニス塗り

フランスは2週間の秋休みに入りました。子供の学校が休みのほか全ての習い事もお休み。2週間娘がずっと家にいる...ということで街乗り用、娘送迎用ロードで1972年のプジョーを整備。先日のサドルやタイヤ、ホイールなど交換して乗ったところ今ひとつ快適でない。そこで、覚悟を決めてBBをばらして見ることに。コッターを外してペダルを取る。クランクシャフトをちょっと試しに手でつまんで回して..回して...回らない....これは重症!?あけてみればキレイなベアリングのボールがコロコロ出てきた。つまりグリスが全然なくなっているのだ。たっぷりグリスを塗ってやって締め付ける。抵抗なく廻るところまで行ったがやはりゴリゴリ感がすこし残る。チャンスがあればBBを交換だな。ついでにフロントディレーラーをサンジェについていたカンパのものを取り付ける。スカスカ!と気持よくギアが変わる!アタリマエのことができないフランス製だったのだ。これを味という。

あとはブレーキレバーをその昔LOOK KG96についていたブレーキレバーに。

いよいよ明日はバーテープを巻き直し、ニス塗りに入る。やはりフランス車はこのニス塗りではなければ。

ちなみに、サンジェで使うニスは天然のもの。これは昔の高級家具に使われたもので丹念に塗りこんでその独特の艶を出していくのだ。こういった素材からこだわるのがやはりフランス車の楽しみだ。

写真はアルコールを入れる前の原材料の状態。

明日に続く…予定